自然はともだち~緑のカフェ~

田舎で、夫は野菜作り、私はピアノを弾いています。

NHK「プロフエッショナル  倉本聡さん  面白すぎです(*^_^*)   ~  何かが降りてきてあの「北の国から」が生まれました。降りてくるときは、不思議な吐き気?!があるそうです~

 

今日は、久しぶりの完全オフの日です(*^_^*)

 

朝から、お気に入りのグレープフルーツ紅茶と、フルーツでスタートさせました。

 

次男が、NHKのプロフエッショナルが好きで、よく見ていて、私も勧められました。

録画したのですが、なかなか見ることができず、たまっていたものを、最近まとめて観ています。

 

そのなかで、特に面白かったのが、2017年2月6日放送の

脚本家・倉本聡さんの「いつだって、人間は面白い」でした。

 

倉本さんといえば、「北の国から」の大ヒットで有名ですが、個人的なことは全然知りませんでした(~_~;)

 

ドラマのイメージで、勝手に、癒し系の優しい方を想像していましたが、全く違っていました。

 

妥協を許さない、職人さんですね。倉本さんこそ、面白いですねと、逆つっこみしたくなりました(^o^)

 

驚いたのが、脚本の作り方。

まずはじめにすることは、「登場人物の履歴書」半年以上かけて、作るそうです。

ドラマが1本の木だとすると、登場人物は根っこ。

 

根っこをどれだけ掘り下げたか

 

 

近頃のドラマは、「実をどう美しくつけようか」「花をどう咲かせようか」ということばかりに気をとられていて木が寄って立っている”根っこ”を忘れている。

 

と、倉本さんは言います。

 

ドキッとしますね。

結果重視で、どうしたら、効率よく物事がうまくいくか、どうしたら、人に評価されるかということばかりに気をとられている、、、ってことないですか?

 

若いころだったら、どんなフアッションが、うけがいいか、かわいく見えるかってことに、最大の注意をはらってましたしね(^_-)

 

でも、それって、限界があって、やっぱりその人の持つオーラや深みがその人の魅力になるから、結局、自分自身の根っこを掘り下げていく作業になるのかな。

 

その掘り下げていく過程の中に、フアッションも含まれていて、あくまでそれが目的ではないはず、、、。

 

実際、本物の木を繁らせようと思ったら、葉や枝に栄養を与えるのではなく、根っこに十分な栄養が必要なのですから。

 

自然界の法則って、すべてにあてはまるんですね♪

 

 

それから、もう一つ面白いエピソードがあって。

倉本さんは、「北の国から」を執筆中に、何度も不思議な吐き気を感じたそうです。そんな時に限って、「自分の力を超えたモノが書けた、、、」と、感じたそうです。

 

それ以来、集中すると吐き、何かに”乗られて”書く感覚があり

「自分の力で書いているうちはプロではないと思う」と、、、。

倉本さんは、それから、集中力が高まってくると、お香をたくようになったそうです。

なんだかこれも、ミステリアスで面白いでしょ?

 

 

 

その何かが降りてくる条件は

「技を磨くのは大前提、人としてピュアであることだろう」

 

と言われます。

 

82歳の倉本さんから”ピュア”の言葉が出るとは(@_@)

でも、きっとそうなんですね。

 

そういえば、モーツアルトも、よく降りてくるメロデイーを楽譜にするだけと、いってたそうです♪♪

 

なるほどね~☆☆

 

倉本さんは、「北の国から」を執筆する前に、いろんなトラブルがあり、すべてを捨てて東京を脱出し、北海道に行きます。

そこで、であった人々や体験から、このドラマは生まれます。

 

まさに、すべてを捨てた後、新しいものが生み出されたわけです。

 

 

この辺のエピソードは、省きますが、このお話を聞いて心が楽になりました、

本当に、失うものってないのかも。

反って、握りしめているがゆえに、新しいものとの遭遇がない。

 

何も、こわがらなくていいのかもしれませんね。

 

 

 

もどって。

降りてくる感覚、、、。

それには、北海道の富良野の環境もあるかもしれませんね。

 

私も、家族のためにおいしいメニューが降りてくるように(^_-)

自然の恵みを頂きながら、音楽を聞いたり、自分を日々リフレッシュさせたいです♪♪

 

いつも、ありがとうございます<(_ _)>