自然はともだち~緑のカフェ~

田舎で、夫は野菜作り、私はピアノを弾いています。

日本人のDNAなのかな?不思議な体験  ~お米が私にありがとう~って言ってくれました~  自然の力、最高~☆☆

いつも、読んでくださって、ありがとうございます(*^_^*)

 

今日は、私の不思議な体験?をお話しします。

 

プロフィールにも載せていますが、主人はお米と野菜作りをしています。

私は、ピアノを教えていますが、去年からお米作りのお手伝いを少しだけしています。

もともと、実家も農家だったので、手伝うことには抵抗はありませんが、本当に久々の農作業でした。

 

お米作りも、昔とはずいぶん違い、ほとんど機械中心なので、お手伝いと言っても、補助的なことのみです。

 

具体的にいうと、去年私がやったことは、稲刈りの補助です。

稲刈り機で刈り取った稲を、軽トラに直接いれます。それを、農協まで届けるのです。

マニュアル車を運転することがほとんどなかったため、自信がなくて、軽トラをマニュアル車に買い替えてもらいました(^_^;)

 

軽トラにいっぱい詰めた稲を、何回も往復して運びます。

私たちが稲刈りをしているときは、周りも、同じです。

運転しながら、たくさんの実った田んぼを見ます。

 

実るほど頭を垂れる稲穂かな

 

そんなことわざが、頭に浮かびました。

 

実った稲穂が黄金に輝いてて、まさにキラキラしています☆☆

久しぶりにまじかで見る稲穂のオーラに圧倒されました。

 

きれいだな~と、なんだか心も癒されるような気持ちでいたときに、不意に

「ありがとう~!ありがとう~!」

 

っていう声?が聞こえてきたように思いました。

 

エツ!何が?

ありがとうを言うなら私のほうだよね。

こんなに実ってくれて、ありがとう~って。

 

でも、違うんです。

稲は私に向かって

「ありがとう~♪」って、サインをだしていました。

 

その瞬間、今、私たちが作っているこのお米は、何千年という間、日本人が守り続けたものなんだ~っていう思いがわいてきました。

 

父母、祖父祖母、そのまた上のご先祖様と連綿と続く壮大な時間の流れの中、ずっと、日本人の主食として守り続けてきてくださった方々の思いが、押し寄せてくる感覚でした。

 

お米作りをしてくださった方々の、誇りのようなものを感じ、今、そのバトンを受け取ったような気がしました。

 

子供のころは、いやでしょうがなかった手伝いですが、何十年?ぶりにやってみたときに、全然違う思いを感じることができました。

 

私の中に、日本人のDNAが組み込まれていて、日本人とお米って、やっぱりきってもきれない関係にあるんだな~って、思いました。

 

「ありがとう~(*^_^*)」のエネルギーは豊かに実った稲穂から感じたのか、ご先祖さまから?きたのか分かりませんが、充分に私を満たしてくれました。

 

このお米作りですが、残念ながらいつまで続けられるか分かりません。

もともと、うちのような兼業農家は、お米で利益は見込めません。農機具は、人の労働力を確かにへらしてはくれましたが、代わりに、莫大な対価を支払わなければなりません。

国からの補助がなくなることが決定している今、赤字をかかえてまで続けることはできないからです。

 

これまで、ずっと守り続けてきた稲作を、私達の代で止めてしまうかもしれないことは、本当に残念です。

 

今はそれに対しての答えは出せないけど、お米の力最高~って思いました。

 

お米に限らず、野菜や果物、自然界にあるものって、いつも私たちに与えっぱなしですよね。

 

旬の野菜を頂くこと、果物を頂けることに、幸せを感じます。

 

自然の恵み、ありがとう~!

ありがとうございます(*^_^*)